あんころ坊主の徒然日記

あんころ餅が大好きな僧侶のブログです。僧侶の傍ら、会社員をしております。 浄土真宗大谷派の寺院です。 「徒然」と日々感じたことを綴ります。 生活や人生のヒントになりますように。 よろしくお願い申し上げます。

人の評判も自分の気持ちも、一瞬の幻のようなもの

人の評判ほど当てにならないことはありません。

ほめていたかと思うと、

その口で同じ人の悪口を言うことなど日常茶飯事。

 

だから、いちいち人の言うことを気にする必要などないのです。

誰が何と言おうと自分の道を歩むこと。

 

また心も悲しみと喜びの間を揺れ動きますが、それもその時々の感情が生み出す幻のようなもの。

幻に惑わされずに、一歩一歩着実に歩むことが大切なのです。



「今日ほめて明日わるく言う人の口なくも笑うもうその世の中」一休

 

 

 

今年も残す所10日となりました。

年齢を重ねる毎に、時の流れを早く感じます。

2018年はどんな一年でしたでしょうか。

 

 

着実に成長した年、

2017年とさほど変わらなかった年、

散々な目に合った年、、、

 

人それぞれ、思い思いの一年であったかと思います。

 

 

主観的に振り返る反面

私たちは、

客観的な評価をついつい気にしてしまうものです。

 

 

他人からの評価の良し悪しで、

自分の気持ちが左右される経験は、

様々な状況下で、誰にでも起こりうると思います。

 

 

 

人の評価・評判というものは、常に流動的であり

無常なもの。

 

気にするほどの事ではないのかもしれません。

誰が何と言おうと、自分の決めた道を進む。

 

悲しみを感じたり、つらい思いをする日もあって当然です。

生きていれば、嬉しいことももちろんあります。

 

弱音を吐きたい日もあれば、幸せに満ちた一日を過ごす日もあります。

 

忘れてはいけないのは、

「今日ほめて明日わるく言う人の口なくも笑うもうその世の中」

 

人の評判も自分の気持ちも、一瞬の幻のようなものであるということ。

それを忘れずに、

歩みを進めること。

 

 

 

時間は有限です。

2019年も健康でさらなる良い一年になりますように

 

 

本日もお読みいただき、ありがとうございました。